横山 修

教授

メッセージ

福井大学へ赴任して18年が経過しましたが、幸いにも泌尿器科診療の充実、泌尿器科医師育成、泌尿器研究の国際性には一定の成果を得ることができた、と思っています。特に地域医療への貢献は大学病院の大きな使命の1つですが、福井県内の主要な病院では講座出身者が中心となって活躍しています。また魅力的な泌尿器科学を創生することも大切で、大学院生とともに様々な研究を行ってきました。ラットなどの小動物を用いて頻尿・尿失禁といった排尿障害(下部尿路機能障害)の遺伝子レベルでの機序解明と治療を目指し、特に脳血管障害、脊髄損傷、前立腺肥大症などの下部尿路閉塞、間質性膀胱炎などの病態モデルを駆使した研究では世界の最先端を走っていると自負しています。最近はメタボリック症候群、各種生活習慣病、心理ストレスと排尿障害との関連で注目を集めていますが、特に福井県厚生連との共同研究では住民健診データを基に排尿障害との関係を詳細に解析した疫学調査の結果が全国的にも関心事となっています。排尿障害に限らず性機能障害でもこれまでに沢山の報告をしてきました。また、尿路生殖器癌の基礎研究についても腫瘍病理学講座との共同研究を行い、糖鎖マーカーを中心に研究はさらに発展しています。世界に情報を発信し続けるためには、是非とも若い力が必要です。入局希望の方、心からお待ちしております。

専門泌尿器一般、前立腺疾患,尿失禁などの排尿障害,尿路悪性腫瘍,性機能障害
所属学会・資格日本泌尿器科学会(専門医、指導医、代議員)、日本排尿機能学会(専門医、代議員、理事)、日本小児泌尿器科学会(専門医)、日本脊髄障害医学会(評議員)、日本性機能学会(専門医、代議員、理事)、日本アンドロロジー学会(評議員)、日本女性骨盤底医学会(理事)、老年泌尿器科学会(評議員)、日本Men’s Health学会(理事)、日本癌治療学会、日本泌尿器内視鏡学会、日本泌尿器腫瘍学会、国際性機能学会(ISSM)、国際禁制学会(ICS)、米国泌尿器科学会(AUA)、国際ウロギネコロジー学会(IUGA)